やってきました北海道




ううむ、半月も前のことだから思い出すのが大変である。
まあネタ的なことはACEが書いてくれるからいいと言うことにして、普通にあらすじだけでも。

8/18 金曜日  前日12時ぐらいに家に帰ってきて、起きたら時間は昼の12時過ぎ。
            大急ぎで荷物などをそろえて、色々と用意していたら
            家を出るのが待ち合わせの3時を過ぎてしまう。
            急いで車でACEとZenを拾って、さあKairuの家に行こうとした時
            某椎名へきるのテープがないことに気づく。
            これは俺にとっては死活問題である。
            急いで家に帰って探すも見つからず、しょうがないので
            谷村由美のテープだけもって車に戻った。
            ちなみに無くなったと思ったテープは、それから1週間後に
            ひょんなきっかけで車の後部座席の所から発見されたのである。
            そんなことがあってKairuの家に着いたのは4時半を過ぎたころになった。
            Kairuの荷物を積み込むとトランクはパンパンになった。
            車の中に入ってる荷物の内、4分の1ぐらいの荷物は
            ほとんど役に立たない荷物だったと言うことをここで付け加えておこう。
            ちなみにKairuは瑞典に2万円借金してきたらしい。
            ZenとKairuは一応持ち金が8万円ぐらいになったらしいので、
            とりあえずはある程度まともな暮らしができるだろう。

            Kairuを乗っけてからは一路舞鶴を目指して車を飛ばす。
            ACEは時々Zenの弟に借りて待ってきた
            アコースティックギターを車の中で引いていた。
            上手い下手は別にして、狭い密室で弾いているもんだからうるさいし、
            何より隣に座っていたKairuが迷惑そうだった。
            ちなみに車の中で初っぱなにかけられたテープは
            『Leaf Vocal Colection』である。
            出だしなので景気づけにと言うところだろうか?

            さてさて、3時間ぐらい車をぶっ飛ばしててようやく舞鶴に着いた。
            しかし走っても港がどこだかさっぱり分からない。
            とりあえずは腹ごしらいと言うことで吉野屋に入ることにした。
            ここでACEはいつものように牛丼に紅生姜を山盛り入れる。
            まあいつものことだが、あいかわらず体に悪そうだ。
            牛丼の上に紅生姜がのってるのか、紅生姜の下に牛丼がついてるのか
            分かったもんじゃない。
            食い終わってから店員に舞鶴港までの道を教えてもらい、
            行く前にコンビニを探そうとするがなかなか見つからない。
            ようやく個人経営のコンビニらしきものにたどり着き
            船内で食べる食料などを買う。フェリーの中のものって高そうだし。

            フェリーの搭乗手続きを済まして、フェリーに乗り込む。
            やはり2等席、修学旅行での雑魚寝みたいなものだ。
            12時過ぎだったので寝ることにしたのだが、狭いのと枕が高いので熟睡できず。


8/19 土曜日  8時に起床する。そして4人で一路麻雀ルームへ行く。
            1時間400円と思ったよりも安かったので、
            そこで結局9時〜16時まで麻雀をしていた。
            半荘を4回ぐらいやったかな?
            賭麻雀だが点1でやったのでそれほど大きい額にはならない。
            Kairuが1位で、以下俺、ACE、Zenの順だった。場代ぐらいにしかならない額だが。
            ただ麻雀中Kairuはしょっちゅうトイレに駆け込んでいた。
            Uイダーインゼリーのせいだと言っていたが。
            ちなみに翌日、Uイダーインゼリーを飲んだZenも同じく下痢をしたようだ。
            そのあとしばらく昼寝をして夕飯を食べに行くことにする。
            このフェリーの中で初めての、そして最後の食事だ。
            ACEはぐっすり寝てたので起こさないことにした。
            まあ元々飯は食わないと言ってたし、パンを大量に購入していたから大丈夫だろう。
            食堂は思ったよりも定食は値段が高くなかったのでそれを食べることにした。
            しかし甘かった。食堂と言ってもセルフサービス形式であり、
            またハンバーグが、コーンが何か変な液体の中から出てきて、
            学食よりもひどいみてくれ&味であった。
            量も少なく満腹にはならなかった。やはり安いだけのことはあるな・・・。
            まあ唯一良かったのは、そこから眺める夕焼けがまたきれいだったと言うことだろうか?
            その後は特にやることもなく、本を読んだり喋ったり
            携帯ファミコンでドラクエVをしたりだらだらしたりして時間を過ごして
            就寝時間になったので寝ることにした。・・・が眠れない。
            2時間しても寝付けないのでふら〜っと船内とかを散歩したり、甲板に出てみたりした。
            やはり夜の海は寒く、風邪が強くて、あたり一面闇だった。
            そして2時半頃に就寝。


8/20 日曜日  先に言っておくがこの日は誕生日なのである。
            ついに俺も大台にのってしまったかと思うと、あまり喜べないものである。
            ましてや誕生日を迎えたのが海の上とはどうだろうか?
            ちなみに去年は何故か九州の24時間サウナの仮眠室で誕生日を迎えたのだが。

            フェリーが小樽港に着いたのが朝の4時、
            時間にして28時間もフェリーに乗っていた計算になる。
            とりあえず近くのコンビニに行き朝飯を買うことにする。
            そして札幌に着いたのが朝の7時ぐらい、いくらなんでも早すぎ。
            とりあえず札幌市街で道に迷ってみたり、ロイヤルホストで札幌記念の予想をしたり、
            隣のおっさんと競馬の予想談義などをして時間をつぶす。

            11時に猫さん&その相方と合流して雪印パーラーに行く。
            何故かそこで巨大ジャンボパフェを注文しなくてはならないと言う状況におちいる。
            値段は3800円、かなりでかかった。
            こんなことなら朝ご飯にイチゴオレ500ml+おにぎり+ロイヤルホストでのコーヒー
            を頼まなかったらよかったと思った。
            結局おれ一人ではなくて、ACEと協力して食べることになったから良かったが。
            俺は甘いもの好きだし、あいつも結構食うので、20分ぐらいで完食した。
            周りは驚いていたけども、別に半分にするのなら俺にとっては問題のない量だ。
            ちなみにACEはこの時パフェの上にのっていた爪楊枝と紙で出来た折り畳みのできる
            傘を気にいり持って帰ったのだが、9/9時点まだ内の家においてある。

            腹ごしらいがすんだところで 札幌競馬場に向かうことにする。
            芝生の所に陣取って競馬を見てたのだが、またこの日は北海道旅行中
            1〜2を争うほどの暑さだった。
            とは言っても、京都や滋賀よりも暑くはないが。
            蒸し蒸しした暑さではなく、からっとした暑さだ。
            まあうだりながら予想したのがいけなかったのかどうかは分からないが、
            最初のレースをワイドで当てた以外はすべてはずしてしまった。しかもかすりやしない。
            おそらく札幌・夏競馬とは相性が悪いのだろうと言うことで納得する。
            ちなみに猫さんは初めて競馬をしたにもかかわらず結構当たっていた。
            まあそんなもんだ。
            ACEは低配当の所を確実に当てるし、Zenはあまり賭けないので
            二人とも負けが少なかったみたいだが、俺とKairuはどつぼ状態であった。

            失意のまま帰る。相変わらず競馬場帰りはよくこむ。
            札幌駅で猫さんたちと別れて、一路大将の待つ登別まで車をとばす。
            時間は夕方5時を回ったところであり、早く登別に行かないと
            大将に夕飯を奢ってもらう時間が無くなるので、高速をとばして行くことにする。
            しかし北海道はスピード違反の取り締まりが厳しい。高速の至る所に警察がいる。
            しかし、高速走る北海道人の車にはたいてい警察を見つけるセンサーが
            取り付けてあるらしいので(大将の車にももちろんついていた)
            みんなが一斉にゆっくりと走り出したら、警察が近いと言うことが分かるである。
            そんなこともありながら、平均時速120kmで爆走して、睡魔と戦いながら
            大将の家に7時過ぎに到着する。

            大将の家は漫画喫茶みたいな感じになっていた。
            そこでしばらく雑談をしつつ、大将のおごりで近くのホテルにある
            ステーキ食い放題の所に行く。
            元々海鮮料理を食いに行くと言う予定だったらしいが、
            俺があんまし海の幸が食えないので
            誕生日である俺の意見を尊重して肉料理になったのである。
            結構本格的なところで、食い放題の店なのにちゃんとシェフが
            肉を焼いて持ってきてくれる。しかもかなり美味しい。
            これで2000円ちょいと言う値段はかなり良心的だと思う。
            しかもそれを全員分奢ってくれると言う大将はいろんな意味で太っ腹だ。

            たらふく肉を堪能した後、大将のお薦めの温泉に行くことにした。
            今回の旅行で初めての風呂、3日ぶりの風呂だ。
            風呂は結構大きくて温度ごとに別れてる風呂が3つと、
            外には大きい露天風呂が1個あった。
            頭と体を洗った後、全員で露天風呂の方に移動した。お湯は結構ぬるかったが。
            そこで時間にして2時間以上喋っていただろうか?
            言うまでもないが、相変わらず会話の内容は濃いものだった。
            だいぶ長い時間風呂にはいってたと思うが、いきなり露天風呂の照明が落ちた。
            ちゃんと客いるかどうか確認してから電気落とせよ・・・。
            とはいえ閉店の時間が近いと言うことらしいので、大急ぎで真っ暗な中
            風呂の方に向かい、少し暖まってから風呂を出ると、すでに日付が変わっていた。

            大将の家に再び着いたのは夜中の1時を大きく越したころだった。
            さてここでこの日の寝るところを探さなくてはいけない。
            トランクにはZenが持ってきてくれたテントが入っており、それで寝るつもりだ。
            とりあえず大将にテントが立てられそうなところまで案内してもらった。
            車で走ること約10分、テントを立てられる広場みたいな所に到着する。
            がしかし当たり前だが、街灯もなければ何にもない真っ暗な場所である。
            とりあえずヘッドライトをつけたままで車のトランクからテントセットを取り出して
            ZenとACEが組み立てる。さすがはボーイスカウト軍団、こういうのは強い。
            さて、最初俺はテントと聞いて地面にくいとかを打ち付けるやつかなと思ったが、
            それではなくてもっと簡単に組み立てられる非常に便利なテントであった。
            ボーイスカウトの所から借りてきたらしい。
            しかしテントを組み立てるのはお互い初めてらしく、苦戦していた。
            テントと簡易ベットが完成するのに30分ぐらいかかっただろうか?
            そしてここで大将と別れた。翌日も仕事らしいが、
            こんなに遅くまで付き合わせてしまい少し申し訳なかった。
            俺とKairuは車の中で寝て、ZenとACEはテントの中で寝ることにした。
            すでに時計は2時をとうに回っていた。
            しかしこの場所、人目につかないと言うのはいいのだが、
            蚊が多いのは何とかならないものか。
            おまけに小雨まで降ってくるし。
            とりあえずこういうような状況で北海道上陸第1日目の夜が過ぎてゆく。