みちのく爆走旅




引き続き旅行北海道編〜本州編


8/27 日曜日  Zenに起こされたのが午前2時ぐらい。
            当初はここから函館に向かう予定だったが、俺の体力がそこまでもちそうに
            無いと判断されて、大将の意見を取り入れて弱冠割高になるが、
            室蘭から八戸まで行くフェリーに乗ることにする。
            大将に室蘭港までの道のりを教えてもらい、大将宅を後にする。
            本当に大将には北海道にいる間お世話になりっぱなしだった。

            さて30分ほどで室蘭港に到着する。当初は大洗(茨城県)まで行くフェリー
            に乗るかどうか迷ったが、この便は日曜は運休すると言うことが分かり
            おとなしく八戸行きのフェリーに乗ることにする。
            出発までだいぶ時間があったので、北海道土産をここでまとめて買い、
            うつらうつらしながら出発の6時を待つ。

            5時になり乗船が出きるようになったので船に乗り込む。もちろん二等室。
            中は日本海フェリーの時とは違い自由席で、
            部屋が隔離されていなく、下にジュータンがひいてあり、丁度3年前に
            九州に旅行したときに乗ったフェリーと同じような感じだった。
            ちなみに枕は日本海フェリーの時よりも柔らかく寝やすかった。

            乗船してからすぐに眠りに落ち、目が覚めたときにはもう八戸に到着していた。
            昼の2時の八戸に着き、そこから国道4号線を通ってひたすら南下する。
            盛岡に到着したのが5時ぐらい。さっそくお目当てのわんこそば屋を探す。
            俺らは盛岡と言えばわんこそばだと思っていたので、すぐに見つかるだろうと
            思っていたけれども、実際の所ほとんどわんこそば屋なんて無かった。
            相変わらず市内を1時間ほどさまよったあげくに、とあるお店で場所を
            教えてもらい、感じのいいわんこそば屋に到着する。
            ちなみに感じのいいというのは、同義語で値段の高そうなと言う意味である。
            さまよっている間に、1回目のクラッシュとしてバックしてるときに
            電柱に激突したのは、まあご愛敬である。

            さて、さっそくわんこそばを食うことにした。コースは一番安い奴、
            それでもひとり2500円というすばらしいお値段である。
            俺とACEで予定通り何杯食べられるか勝負することにした。
            この時点では勝つ気でいたが、盲点だったのは俺は同じ味のものを
            食べるというのが苦手なのである。たしかにイクラや山菜みたいなものが
            ついては来てたが、それを食べてるとわんこそばが食えないし、
            食べないと味に飽きてくるし、しかもあまり山菜に俺の好きなものが
            無いという不利もあり、55対47ぐらいで俺はACEに完敗した。
            わんこそばのきついところは、最初4人で食ってるうちはいいのだが、
            だんだんと食ってる人の人数が少なくなるとローテーションが早くなり、
            食べるのがしんどくなって来るというとこだ。ACEは胃がおかしいので
            側を飲みこんでいるが、俺は喉が細く胃弱なので、いくらわんこそばと言っても
            噛まずに飲み込むことは出来ない。だからあまり早く食うことが出来ないので
            最後俺が一人になったときは、次々と休む間もなくわんこそばを入れられて
            危うくむせかけた。
            まあしかし、つまみとして付いてきたイクラと刺身は絶品だった。
            だが2500円もかけて食うほどの物ではないので、
            純粋なわんこそばはもう2度と食わないであろう。
            まあ賭けに負けた訳なので、ACEに1000円払うはめになってしまった。
            他の3人はお腹がいっぱいになったらしいが、俺はまあ8分目だったので
            そのあと車の中でこっそりとおやつを食っていたが。
            口直しに牛丼かファーストフードか甘いものが食べたい感じだった。

            さてこの後は、今まで通りひたすら本州を南下するのである。


8/28 月曜日  朝起きたのが10時である。5時間車の中で弱寝ただろうか?
            ちなみにここは栃木県と埼玉県との県境に近いところである。
            昨夜は平均100キロのスピードで国道4号線を南下してきて
            朝5時前に寝れそうなところを見つけたので、ここにて仮眠を取ったのである。
            さっそく東京に向けて出発する。30分ほどで埼玉に突入。
            しかし都心付近はかなり手強かった。
            今までとはうって変わって、渋滞の嵐である。
            浦和まで20kmと書いてあるのに、まさか2時間もかかるとは・・・。
            しかも抜け道を探そうとしたら案の定迷って、元の道に戻ってくるし。
            そして東京に着いたら東京に着いたで、どっちに行ったらいいか分からないし
            車線多いし、人多いし、相変わらず渋滞してるし。

            途中BigBoyで昼飯を食い、せーじとの待ち合わせである秋葉原に着いたのが
            夕方の5時前である。東京を彷徨ってる間に、渋谷・新宿・皇居・銀座・青山
            なども巡ったしまった。せーじに秋葉原を2時間ほどさらっと案内してもらう。
            7時半になるとほとんどの店が閉まるので俺らも撤退することにした。
            せーじの家のある川崎に向かう。当初は俺らは多摩川沿いで野宿をしよう
            という予定だったが、夏が終わりどうやら多摩川へ降りる道が閉鎖されて
            しまったらしいので、どうしようかと考えたあげく、とりあえずセージの家の
            近くの公園にて車を止めて寝ることに決定する。はっきり言ってこんなとこで
            テントを張ろうものなら、警察に通報されるかもしれない。
            おそらく本州では北海道と違いテントを使うことは出来ないだろうな
            と思いながら就寝する。