CDR奮闘記
| 始めに、CDRに興味がない人は読んでも分からないかもしれないのでご了承を。 別にCDRドライブを持っていないわけではないけれども、 持っていたクリエイティブ製のCDRドライブを親のパソコンに付けてしまったために、 自分のCDRドライブが無くなってしまったと言うことと、 最大4倍速でしか書き込めないので新しいCDRドライブを買うことにした。 と言うわけで一路プラッツ近鉄へ。 まぁ先月にONKYOのコンポを買ってしまったために 金がない状態での購入はなかなかつらいものがあったが。 もっとお金があればプレク製のPX-W4012TA(\19,800)や、 リコー製のP9200(\18,800)、YAMAHA製のCRW3200E-VK(\19,800) などが買えたわけなのだが、何せ貧乏なので手が出ないと来た。 まぁそこで候補にあがったのは安物のCDRドライブなわけで。 個人的にはある種最強なプレク製のPX-W2410TA(\16,800)を買おうかと思っていたのだが、 ZenのCDRドライブと被るから面白くないと却下されたので、しぶしぶあきらめ、 それ以外のものからチョイスすることにした。 候補1 名称不明、玄人志向(バルク品) \9,800 いや、ネタ的には面白いかもしれないが、 一応コンセプトとして安定した&読み込みのいいドライブが欲しかったので、 正体不明のやつは今回はパスということで。 候補2 AOpen製ドライブ(型番不明) \9,800 いや、もうAOpenは勘弁してください・・・(笑) 候補3 CRW-24FB(メルコ製ドライブ) \10,799 最初これにしようかと思ってたんだけれども、 どうやら音が大変うるさいらしく、 メルコやOEM先のSONYはうさんくさいという苦情がいっぱいあったので(笑) 結局やめました。 まぁライティングソフトのWinCDR6.0SEは結構魅力でもあったんだけれどもね。 候補4 CDRW-AB24J(IOデータ製ドライブ) \11,799 値段のわりには性能がいいと定評なIOデータのドライブ。 さすがは地方企業の意地と言ったところか? 結構値段安いし、いいかとも思ったんだけども、最後の最後で候補落ちとなってしまった。 まぁまた縁があったらIOデータ製の製品買わしてもらいますわ。 で、結局何を買ったんかと言うと、まぁ知っている人にしてみれば 『またありきたりのもんを買ったなぁ』と言われそうではあるが、 CD-W524EKB(TEAC製) \13,799 でございます。 ドライブ自体はCDR-524Eであり、それのリテール版というやつである。 できればCD-W524E(バルク、予価\11,800)が欲しかったんだが、 ないと言うことなので仕方がないわけである。と言うかB'z Recoder GOLDいらないんですけれども(ぉ まぁけっきょくこれで落ち着いたわけで、でもあと3000円出してたらPX-W2410TAが買えたと思うと、 結局いい買い物だったのかどうなのか微妙なところではあったのだが。 まあそんなこんなで家に帰ってからセットアップである。 ちなみに我が家にあるドライブは、AOpen製2台、TEAC製2台、 クリエイティブ製1台の計5台になったわけで、まぁこれでツーペアってな感じでございます(笑) と言うわけで装着して起動後、早速付属のライティングソフトであるB'z Recoder GOLDを無視して nero5.5をインストールすることに(笑) クリエイティブの時から使い慣れてるやつだからサクサクとインストールでき、 起動して早速CDを焼く・・・ことができねぇぞ? う〜む、なんか変なエラーメッセージがでるんだが、いかんせん英語なもので読めない(爆) まぁ"Serious Problem"やら"not Sucsess"なんて書かれてるのを見ると、 穏やかな状況ではないことぐらいは分かるのである。 何回も試行錯誤やったり、バージョンが低いけれども 日本語対応しているnero4.0をいれたりしてみたのだが、何度やっても上手くいかない。 と言うかCDRドライブ自体認識していないようだ。 一応neroは対応していると書いてあるのだが(非公式)、何故認識しないのかは謎である。 またこれは後日試してみよう。 そんなわけでneroを使用するのはあきらめて、B'z Recoder GOLDを使用することに。 さすがは色々なところに使われているライティングソフトだけ合って、 ウィザードなどがしっかりしており操作が分かりやすい・・・ものだと思われる。 ただどうもnero使ってたものとしては慣れないのよねぇ。 一番の違いは、設定の時neroはタブで分かれていて、一度の画面で一括に設定できるのに対して、 B'z Recoder GOLDは一つ設定すると決定、一つ設定したら決定というように画面が切り替わっていく。 個人的にはそこがあまり慣れないところ。 あと、ソフト上でリネームできないし、何故かデータCDを作製すると、 拡張子が大文字になるところも不満である。(もし、解決法があれば教えてください) 機能的にも、使い勝手も、やはりneroよりも劣ると言った印象がある。 (*追記:neroのバージョンを上げたら対応したみたいである。 やはり慣れているからか、neroの方が使いやすい) ちなみに他のライティングソフトは使ってないけれども、 WinCDRは対応、BlindWrite、CDRWIN(裏技で対応)は非対応らしく、 DiskJugglerは条件付きで対応(ブランクメディアを入れた状態で起動しなきゃ、Rドライブだと認識しない) とのことである。 さて最後にCloneCDを使ってみることにする。 とりあえずウイニングポスト5を焼いてみることに。 読み込みは4倍速で試してみたところ、最初の5%進むのに20分ちょいかかり、 エラーもすごく出てきたのだが、まぁこれはセーフディスク2がかかってるやつならば ごく自然なことなので良いとしよう。 案の定5%を終えるとサクサク進み、計40分ほどで読み込み終了。 ところで、CloneCDはバージョン3.2より、書き込み項目で設定が増えたんですよね。 「ウィークセクタを正しく書き込む」というチェックボックスが追加されており、 まぁようするにエラーセクターをそのまま書き込むという項目です。 これによりプロテクト部分まで綿密に書き込めるようになったと言うことであり、 セーフディスク2のコピーが容易になったというわけですな。 と言うわけでそこにチェックを付けることにす・・・って、暗くなっていて 何故かチェック付けられないようになってるし(爆) って言うかこの機能を期待していた俺としては、かなり痛いんですけども・・・。 仕方がないので通常モードで焼くことに。 6倍速で待つこと20分、「パッパラパッパッパ〜♪」という音とともにCDのできあがり。 いや、良いんだけどさあ。なんか変なところだけこってるなぁと(笑) さて、ウイニングポストが無事に動くかどうか試してみることに。 いざ起動、そしてそこに出てきた文字は。 「ウィニングポスト5PKのCDを入れてください」 ・・・忘れてた、そういやPK入れたんだった。 こうなったら、5をインストールし直してみよ・・・ 「これはゲームディスクです。インストールディスクを入れてください」 ・・・なんてこったい、このウイニングポスト5の焼いたディスクは、全く無意味じゃないかい。 おまけに5PKは行方不明だし。 と言うわけで気を取り直して、やはり1枚組のCDでやるべきだと悟り、 信長の野望 嵐世紀で実験をやり直すことに。 先ほどと同じ設定で、1時間ほどして無事に焼き上げ終了。 しかし「ウィークセクタを正しく書き込む」にチェックが付けられなかったので弱冠の不安も持ちつつ 同じTEACのCDRで起動してみることに。すると ・・・見事に普通に起動しました。 さすがTEACのCD、しかし焼いたやつで起動した場合、生焼けでも動くことがたまにあるらしい。 ここは自分が一番信頼していないAOpenのドライブで起動(笑) ・・・普通に起動しました。 え〜っと、信長ってセーフディスク2でしたよねぇ? なんかこうも普通に焼けてしまうと、実感がないんだけれども。 さすがはTEAC製CDRドライブと言ったところか。 ひょっとしたら生焼けの可能性もあり得ないとは言い切れないけども。 まぁセーフディスク2.5にはさすがに対応していないでしょう。 (*追記:信長はセーフディスク2じゃなくて、KOEIプロテクト(セーフディスク)かもしれないとのこと) 最後にCD-W524E(CD-W524EKB)のまとめを。 Read:×40 Write:×24 Rewrite:×10 Buffer under-run Proof 機能搭載(バッファアンダーランエラー防止) 平均アクセス時間 " 80ms " 対応ライティングソフト:B'z Recoder GOLD&B's CLiP CloneCD DiscJuggler WinCDR nero(nero5.572) ベンチマークの結果 http://homepage2.nifty.com/yss/drive_teac524e.htm (無断直リンクですが(^^;) 良いところ:音が静かで安定性が高い CloneCD(セーフディスク2)に対応している 比較的安い 悪いところ:やはりプレクにはおよばないかもしれない |