Date:2006/12/31 (Sun)

帰りはレンタサイクルで、天橋立の中を突っ切って行く事にします。
自転車は対岸での返却が出来るので便利ですね。





天橋立の中は、一面松林が広がっています。





個人的には、天橋立も良いですけれども、
天橋立から見える風景の方が良かったような気もします。





こういうのは、上や外から見るだけでは分からないものがあります。



おきまりの日本三景の碑です。



最後の昼も豪華にサーモンいくら丼。
個人的にはサーモンが刺身ではなく焼いてあるのが少し不満ではありましたが。



さて、お腹もいっぱいになりましたので
あとは京都に向かって帰るだけです。
天橋立15:03-(特急文殊2号)→福知山15:38



福知山駅で連絡している特急きのさきに乗り換えです。
福知山15:40-(特急きのさき8号)→京都17:05



京都駅に着く頃には、すっかり辺りも暗くなってきていました。



みどりの窓口には、ご覧のような張り紙が。
さすが3連休の最終日の夕方、東京に帰る人が多いのでしょう。
ちなみに『21時頃まで』と言うのは、『東京行き終電まで』
と同じ事ですので、指定席を持っていない人は悲惨でしょうねぇ。



京都駅の新幹線乗り換え口にて。
そりゃ指定席も満席になるよなぁと言わんばかりの混雑ぶり。
ラッシュ時もビックリの混雑ぶりです。
ここで当然のように指定席をゲットしている相方と別れて
一路大阪へと向かいます。



危うく使用期限が切れかけていた昼特切符を使用。



各駅停車でまったりと大阪に向かい、
1時間半かけてMyHomeへと帰る事にします。
お疲れ様でした。

Date:2006/12/30 (Sat)
向こう岸に渡る為に山を降りて、海の側までやってきました。
山と海が近いのが、天橋立の特徴ですね。



智恵の文殊さまを祭ってある文殊堂です。
どうでも良い事ですが、『文殊』って原発の事故があってから
ネガティブにとらえられそうな名前ですよね。



智恵の輪がありました。『知恵の輪』ではなく『智恵の輪』です。
智恵の文殊の境内にあり、古代、舟航の安全に備えた輪灯籠です。
また、この輪をくぐり抜けたものには
文殊さまの智恵を授かるご利益があるとも言われております。



そして境内の中にいるねこー、ねこー。



特にネコ好きというわけでもないんですが、
それでもこの手のネコが一番のお気に入りです。
ネコアレルギーじゃなくて良かったなぁ
と思ったとか思わないとか。



向こう岸に行く為にボートにでも乗る事にしましたが、
この『スペースシャトル2』と書かれた怪しげなボートは
はたして大丈夫なんでしょうか?



天橋立に沿うようにして対岸まで向かいます。
海上から見る景色は、山頂や陸上から見るそれとは違い
独特の良さがありました。
ただボートの方はエンジン音を聞く限りは、
白石島並に無理をしている気もしましたが。



対岸にもきちんと智恵の輪がお目見え。



こちらにもリフト&ロープウェイがあり、山頂まで登れます。



ここからの眺めも素晴らしいものではありましたが、
逆光となるために、どちらかと言えば南側から見る方が
良いかもしれませんね。



景色も良いけどだんごもね。
花より団子と言うわけではありませんが。

Date:2006/12/29 (Fri)
今年の仕事、今年のうちに。
と言う事で城崎第2日。



7:30に起床。
外は11月の日本海らしいピリっとした寒さです。



和食の朝ご飯も、旅館ならではの楽しみですよね。



朝の静かなメインストリートを、駅へと向かって歩いていきます。



今日の目的地は日本三景のひとつ、天橋立です。



9:22の各期停車に乗ろうと思っていましたが、
特急タンゴディスカバリー64号が、
豊岡までは快速で運転をすると言う事で、
特急料金無しで乗れるみたいです。



と言うわけで、折角なので乗車する事にします。



城崎来る時に乗ってきた特急北近畿とは違い、
中はオシャレな感じがする、ゆったりとした4列対面シートです。
しばしの時間、特急気分を味わいます。
城崎9:16-(快速タンゴディスカバリー64号)→豊岡9:25



10分ほどで豊岡に到着。
天橋立に行く人は、普通このまま特急に乗るわけですが、
我々はあえて各駅停車の方に乗り換える事にします。



発車する特急タンゴディスカバリー64号を尻目に、
第3セクター北近畿タンゴ鉄道乗り場へと向かいます。



乗り換え案内の看板が、ある意味北近畿タンゴ鉄道の良い味を出しています。



我々の前に姿を現す、青く古ぼけた車体の北近畿タンゴ鉄道。
もちろん電車ではなく、ディーゼル車・1両編成ワンマンカーです。



しかも中には誰もお客さんがいません。
まぁ途中の駅で結構乗ってきて、最終的にはいっぱいになるわけですが。
そりゃ1時間に1本しか走ってない電車ですからね。



特急に遅れる事20分、田園&林間を走る
天橋立までのまったりとした旅が始まります。
豊岡9:47-(北近畿タンゴ鉄道 各駅停車)→天橋立10:55



うとうとしている間に天橋立に到着。



天橋立名物、股のぞきを見に山頂へと向かいます。
股のぞき&山頂遊園地なわけですが、『股のぞき遊園地』なんて書かれると、
なんか怪しい感じを受けますよね?(私だけか)



山頂まではロープウェイとリフトが選べますが、
迷わずリフトを選択。



山頂から見る天橋立です。
これはまさに絶景ですね。



ちゃんと股のぞき台もあります。
のぞいている姿はどう見ても間抜けではありますが。



股のぞきで逆さにのぞくその景色は、海と空が逆になり、
まさに天に架かる浮き橋のように見えると言われています。
写真は画像を180°回転させてのではなく、
本当に股のぞきをしながら撮ったものです。



股のぞきには多くの人が訪れていましたが、
山頂遊園地は乗り物もほとんど動いていなくて、寂しいものでした。

さて、お次は天橋立の逆側へと向かう事にします。

Date:2006/12/24 (Sun)
クリスマスイブは年賀状の作成と大掃除で終わってしまいました。
大掃除と言いましても、もっぱらPCの中(HDD)の掃除と
パーツ関連の掃除だと言う罠ですが。

と言いますのも、棚を掃除していたところ、
中から正体不明のCD-ROMが出てくること出てくること。
と言うわけで急遽CD-ROMの整理をするハメになりました。

以前からPCのバックアップ系統はほぼ完成していましたし、
最近のDVD-RやHDDの大容量化の恩恵もありまして
スイスイと再バックアップも出来ましたので
そこまで時間はかかりませんでしたが。
いらないと判断したものは容赦なく捨てていき、
計100枚越のCD-ROMが燃えるゴミ行きとなりました。

中には昔の黒歴史と言いますか、懐かしい痛いファイルが
保存されていたCD-ROMもありまして
処理をどうしようかと迷ったものもありましたが。

新たな悩みとして、棚の奥から新たに日立マクセル製のブランクCD-Rが
30枚ほど出てきてしまい、DVD-Rが普及している今日において
今持っているノンブランドの10枚とONKYO製の15枚、三菱製5枚を足した、
60枚余のCD-Rの使い道は何か無いものだろうか
と頭を抱えているところです。

Date:2006/12/23 (Sat)


先日うちの相方と、とある喫茶店に行った時に
ブッシュ・ド・ノエルを注文しました。

通常価格1380円が、セール価格で1180円(飲み物付き)という事で、
どう見ても量が多いにもかかわらず、勢いで注文。
後悔はしていない。

切り株をイメージしたチョコレートケーキ。
スポンジに、シロップとクリームを塗り、ロールケーキに。
そして表面はショコラクリームをべたべた。
最後にフォークでスジを付けて、切り株に。

見た目だけで美味しさを約束されている。
さらにチョコレートとクリームの、甘く苦い香り。
とどめは、舌の上でとろける甘さと、
こんなにべたべたクリームを塗りたくったくせに、
ちっともしつこくない、ふわっとした美味さ。

流石に1人で完食した為に、しばらくはお腹がいっぱいで
夕飯もあまり入らないぐらいでした。
まぁこの時期にしかお目見えしないケーキだからと言う事で。

Date:2006/12/17 (Sun)
おやつにしては、どう考えても食べ過ぎです。
取りあえずお腹を減らすついでに、再びぶらりとしてみます。



駅前にある湯飲場です。



温泉の成分を飲むと体に良いという人もいますよね。
誰でも飲めるようになっているわけですが、
流石に飲もうとは思えませんでした…。







こういう和風ぽい風景をたまに見ると癒されますよね?
これは日本人に受け継がれた遺伝子が故なのか、
それとも私がただ単にジジ臭いだけなのかは分かりませんが。



踏切を渡った時に初めて気が付いたのですが、
この辺りは単線なんですよね。



すぐ近くにトンネルがあるあたり、
嵯峨野・山陰線の嵯峨嵐山駅みたいな感じもします。

とりあえずホテルにチェックインして、荷物を置いて一服してから、
外湯(公衆浴場)にでも行くことにします。



吉本新喜劇を見ていたら、すっかり日も落ちてきました。



城崎には外湯が合計7つありますが、
その中でも一番有名な一の湯に行く事にしました。
流石に中に入ってまで写真を撮ると変態扱いされそうですので
外観だけとなってしまいますが。

入った感想としては、正直町の銭湯と変わりがないなぁと思いました。
たしかに外湯は外湯で良いところもあるとは思いますが、
如何せん人が多くて、気持ち的にゆっくりすることができません。
宿泊客ならばホテルにある内湯の方がのんびり出来ますし、高級感がありますので、
外湯には無理に入らなくとも、そちらの方をお勧めします。

あと個人的にはコーヒー牛乳が置いていないところも減点材料です。

一通り外湯も堪能したところで、ホテルの方へと戻る事にします。



キタコレ!カニ!これ!カニ出たよ〜〜!
てな感じではしゃぎまくってしまいましたが、
ある意味本日のメインイベント蟹懐石の登場です。
一言で言うと、『俺は今これの為に生きている』ってな感じでしょうか。



鍋も美味そうですし、当然茹でたやつも美味しそうです。
そんなわけで、蟹と温泉に囲まれて1日目の夜は更けていくのです。

Date:2006/12/16 (Sat)

ロープウェイに揺られながらまったりと頂上へ。



距離はそんなに無いので歩いてでも上れるみたいですが、
やはり文明の利器は使わないと損ですから。



本来ならば紅葉シーズンなはずなのですが、
今年もかなり遅れているみたいです。



頂上は少しだけ赤みがかってはいましたが。



頂上にあるかに塚。
後で美味しくいただく予定ですので、お参りぐらいしておきましょう。



あまり見所はありませんでしたが、
一通りぐるっと見た後、もとのロープウェイ乗り場まで戻ります。



ここには城崎温泉元湯が湧いております。
自然湧出量150l/分、湧出温度81℃のお湯が出続けています。
不思議な事に、硫黄の臭いとかは全くしなかったりもします。



ところで、折角温泉に来たんですから、やはりこれは必須でしょう。



ということで温泉たまごをゲットしました。



温泉の中にぶら下げておき、できあがりまで待っておきます。



すぐ側に足湯がありました。
町の中には何カ所か足湯が設けられてあります。



出来上がるまで入りながら待つことにします。



浸けておく事12分、温泉たまご(半熟)の出来上がりです。



このようなたまごカッターを使うと



たまごの殻がきれいに取れます。



塩をまぶしてスプーンで食べて、これはまさにウマーってな感じです。
温泉と言えば温泉たまご、これは定番ですね。



それでも、3つも食べると流石にやりすぎかなと思いました。
コレステロールとか大丈夫でしょうか?



お口直しという事でジェラートをゲット。
個人的にはジェラートはシングルじゃなくダブルに限りますね。
今回は洋梨+林檎という同系統で攻めてみましたが、
ミルク系+柑橘系というような組み合わせも良い感じです。

Date:2006/12/03 (Sun)
11月を迎えると、すっかりと季節も秋にうつり寒くなってきました。
こういう季節には、鍋とか温泉とかが恋しくなる時期でもありまして。
時期的には少し早いとは思いましたが、
年内最後の3連休になるという事もありまして
11月4日(土)〜5日(日)に相方とかねてから計画しておりました
城崎温泉への旅へ行って参りました。



始まりはいつもここから。
堺-(南海本線)→新今宮-(JR環状線)→大阪と向かいます。



関西に26年、大阪に4年間住みながら、
実は初めて向かう大阪駅の福知山線ホームです。
福知山線と言えば、JR西日本にとっては忘れたくても忘れられない
路線となってしまいましたね。



ちなみに駅名の看板はJR東海道線等が青、環状線が赤、
大和路線が緑に対して、福知山線は黄色となっております。



いつもe割切符には特急に新幹線に、色々とお世話になってます。
自分みたいに車を使わない移動派にとっては
18切符・昼特(昼間割引回数券)・e割切符(J-WEST/Express)の3つは
3種の神器となっています。



それでは電車に乗り込む事にします。
大阪9:10-(特急北近畿3号)→城崎温泉11:54



行程は2時間44分と、新幹線の新大阪-東京よりも長いです。
ただ道中はマッタリとした田園風景の中、ゆったりとした運行で
列車は目的地へと向かって行きます。



定刻通り城崎温泉駅に到着。



とりあえずは腹ごしらえということで、昼食にします。
この辺り、出石蕎麦も有名とのことなので、迷わず蕎麦を食う事に。
申し訳ない程度にですが、カニも入っていました。
そして隣を見てみると…



海鮮ミックス丼なんてもんを喰ってやがる。
『昼間からなんて罰当たりな!』と思いながら
寂しく蕎麦をそそるのでした。



近くの店では近隣の漁港で揚がった日本海の海の幸が
所狭しと売られております。



それでは城崎ぶらっと散策に出かける事にします。



なんとなく京都をイメージさせられるような町並みに感じられます。





なんとなく木屋町ぽかったり





なんとなく哲学の道ぽかったり




一通りぐるっと見た後、ロープウェイ乗り場にへと向かいます。

Date:2006/11/28 (Tue)
先日JR天王寺駅の環状線の乗り場にて、
新今宮に行く為に外回りホームで
当駅始発の電車に乗って発車を待っていました。

そんな時、キョロキョロと辺りを見回しながら
歩いている2人連れの女性の方から
『この電車って、大阪方面に行きます?』
と訪ねられたので
『ええ、大阪方面行きです』
と答えました。

その後席に座られてから
『桜ノ宮まで行こうと思ってるんですけども』
と言われたので
『ああ、それなら内回りの大阪方面行きの電車に乗られた方が
 良いと思いますよ』
と言う感じで答えました。
2人は顔に『?』を浮かべながらも、
内回りのホームまで向かわれました。

大阪を詳しくない人にとって、環状線の内回りと外回り
という微妙な違いって、駅の位地を覚えていない限り
区別がつきにくいもんなんでしょうね。

Date:2006/11/25 (Sat)
インフルエンザ

<概要>
 インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症のことをさします。
 高熱と強い全身症状をもって急激に発症し、
 感染力もかなり強いことから
 普通の風邪とは明確に区別されてます。
 通常1〜2週間で治癒しますが、
 細菌の二次感染が加わると経過が長引くこともあります。
 高齢者等免疫力が落ちた人にとっては、
 重傷化して死に至るケースもあります。


<病態>
 風邪(普通感冒)とは異なり、比較的急速に症状が出現します。
 発熱(37.8℃以上)、鼻汁、痰、激しい咳と咽頭痛以外に、
 悪寒、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛といった
 全身症状が現れるのが特徴です。


<薬物治療>
 医療機関にて、インフルエンザ診断キットで鑑別をします。
 インフルエンザが判明した場合には抗ウイルス薬の投与となります。
 初期段階(発祥24時間〜48時間以内)であれば有効となります。
 (ただし発祥期間が2〜3日短くなる程度)
 発祥48時間以降になると効果はなく、
 自然治癒を待たなければなりませんので、
 早めの医療機関受診が望まれます。


<インフルエンザ脳症>
 また解熱鎮痛剤はインフルエンザ脳症(小児においてはライ症候群)
 を引き起こすことが言われております。
 致死率は30%と言われ、生存しても25%の症例に
 後遺症を残すと言われています。
 小児においてはアセトアミノフェン以外の解熱剤は
 投与禁忌となっております。
 成人においてはアスピリン(サリチル酸)、ボルタレン、ポンタール
 を使った解熱剤は投与禁忌となっております。
 市販の総合感冒薬は効果がありません。むしろ市販薬の中には、
 これらの成分が入っているものがありますので避けるべきです。
 自己判断せず、使用時にはかかりつけの医師・薬剤師に
 よく相談してください。


<処方例>
 処方箋:抗ウイルス薬(タミフル・リレンザ・シンメトレル)
     消炎酵素薬、去痰薬


<補足>
 流行前にワクチン接種を受けることで、
 インフルエンザウイルスの感染を抑えることが出来ます。
 またうがい手洗いをきちんと行ったり、
 免疫力を高めることでも感染を抑えることが出来ます。
 症状がでてから3〜7日間は他の人へうつす可能性が高いので、
 学校や職場に行く場合はマスクをするなど、
 周囲の人へうつさないように配慮をしてください。

Date:2006/11/23 (Thu)
細菌感染

<概要>
 最初から細菌感染を起こすことは、健常人にはほとんどありません。
 免疫機能の低下と、ウイルス感染による上皮細胞の傷害により
 細菌の二次感染を起こすケースが大半です。
 代表的な細菌は肺炎球菌、インフルエンザ菌、モラクセラカタラーリス
 の呼吸器3大起炎菌と、マイコプラズマ等の非定型菌です。


<病態>
 発熱(37.8℃以上)、膿性の鼻汁、膿性痰、激しい咳と咽頭痛がおこります。
 マイコプラズマの場合は脳性の鼻汁、膿性痰が出ない場合もあります。
 上気道から下気道にかけて気管支炎をおこし、
 下気道から肺にまで進入すると肺炎へと移行します。


<薬物治療>
 細菌感染が判明した場合には抗菌薬(抗生物質)の投与が必要です。
 すぐに最寄りの医療機関を受診する必要があります。
 市販薬は効果がありません。(対処療法)
 ウイルス感染と同様に熱はあまり下げない方が良いのですが、
 体力の低下を起こしますので、高熱の場合には解熱剤を使用します。


<処方例>
 処方箋:抗菌薬(抗生物質)、解熱鎮痛薬、消炎酵素薬、去痰薬
 市販薬:総合感冒薬、うがい薬、トローチ、栄養剤


<民間療法>
 一般的な風邪(ウイルス感染)に準じます。
 十分な休養と栄養補給による免疫力向上が基本となります。
 下痢をしている時は、水分補給をしっかりとして下さい。


<補足>
 高熱の持続(2日間以上)、膿性の喀痰・鼻汁等
 明確な細菌感染を疑わせるような臨床症状が現れた場合には
 抗菌薬(抗生物質)の適応となり、医療機関への受診が推奨されます。
 まれにウイルス感染でも細菌の二次感染の予防という名目で
 抗菌薬(抗生物質)が使われることもあります。

 最近は土日でもやっている医療機関もありますので、
 上記のような症状がある時には積極的に医療機関への
 受診をした方がよいと思います。
 その時『会社を休めないので早く治して欲しい』
 等、自分の要望をDr.に伝えることも必要です。

Date:2006/11/19 (Sun)
風邪と一概に言いましても
@ウイルス感染
A細菌感染
Bインフルエンザ
の3つに分けられます。
@は軽傷で、Aは重傷、Bは特殊と思って頂ければいいと思います。


ウイルス感染

<概要>
 寝冷えや寒さ、疲れなどで体の免疫機能が落ちて
 ウイルスが気道に付着・増殖することによって感染します。
 風邪の初期症状のうち約90%がウイルス感染で、
 代表的なウイルスはライノウイルス・アデノウイルス・
 コロナウイルス等です。

<病態>
 主にウイルス感染による上気道の炎症(咽頭炎・喉頭炎)です。
 発熱(37.8℃以下)、鼻水、鼻閉、咳嗽、頭痛、倦怠感などの
 全身症状が発現します。
 またノロウイルス・ロタウイルス等に感染しますと
 嘔吐、下痢、腹痛などの腹部症状が発現し、
 全身症状と合併するケースが多いです。


<薬物治療>
 風邪の原因はウイルスです。
 現在これらのウイルスに効く薬は存在しません。
 ですので薬物療法としては対処療法が中心となります。
 本来発熱は免疫力を高めるための生体防御反応なので
 熱は下げない方が良いのですが、
 同時に発熱により体力低下を起こしますので、
 そのような場合には解熱剤を使用します。
 またその他鼻水や咳などの諸症状に対する
 対処療法などがあげられます。
 市販薬でも十分であり、医療機関に通院する必要性は少ないです。
 また、風邪の初期段階で体力がある場合には葛根湯なども有効です。


<処方例>
 市販薬:総合感冒薬(ベンザブロック、パブロン、エスタックイヴ等)
     葛根湯、栄養ドリンク(冷やさず飲む)
     うがい薬(イソジン)、トローチ
 処方箋:解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、消炎酵素薬、去痰薬、鎮咳薬


<民間療法>
 一般的には免疫機能・感染防御機能を
 活発化させると良いと考えられています。
 ただ民間療法の中にはエビデンスが無いものもあります。
 ・十分な栄養と、睡眠をとる。
 ・手を石鹸でよく洗う、帰ってきたらうがいをする。
 ・マスクの着用
 ・ビタミンCの接種
 ・ネギ、蜂蜜大根、玉子酒、体を温める、風呂

<補足>
 ウイルス感染は風邪の初期であり症状が比較的軽いことが多いですが、
 ほっておくと細菌の二次感染を起こしてしまいますので、
 おかしいと思った時は早めの治療を心がけることが大切です。

Date:2006/11/18 (Sat)
季節の変わり目のせいか、久々に風邪をひいてしまいました。
最初はちょっとした喉の痛みと痰だけだったので、
去痰剤でも飲んで様子でも見てみようかな、
なんて悠長なことを言ってたら、
あれよあれよという間に発熱・膿性の鼻水と痰・関節痛が出て、
『あれ、これってもしかして本格的な風邪?
 と言うか立派な細菌感染じゃん』
と言う状況になりました。

こういったケースでは鎮痛剤や市販の風邪薬なんか飲んでも
効果はないわけでして、
伝家の宝刀抗菌剤(抗生物質)の出番となります。
経口剤最強クラスの抗菌剤を飲んだところ
わずか2日で症状が取れました。

そこで油断してしまいその後薬を飲まずにいたら、
2日後にいきなり再発。
あわてて4日間の抗生剤の投与の後、
先日ようやく完全に鎮火した状況です。

やっぱり風邪は治ったと思っても、
念のため1〜2日は余分に薬を飲んだ方が良いと言うことを
身をもって知った感じでした。

Date:2006/11/12 (Sun)
『暖房(冷房)を早く使うと、冬(夏)本番になった時に辛いよ?』
とよく言われますが、経験上早く使っても遅く使っても、
冬(夏)の厳しさには対してほ、
とんど影響与えないと思ってますので。

ただ人間の体ってものは環境になれることに関しては
うまく出来ていまして。
急に寒くなりますと体にこたえますが、
ある程度寒い日々が続くと、同じ温度でもあまりこたえないことがあり、
まさに順応していっているとも言えます。
そのためにはある程度の寒さを身をもって体験して、
一度体を冬モードにする必要があるのかもしれませんね。

Date:2006/11/11 (Sat)
最近急に寒くなってきましたね。
まぁ今までが暖かすぎて、これぐらいが平年並みかとも思いますが。
大阪では最高気温の移り変わりが
10日:25℃ 11日:19℃ 12日:15℃
と、2日で10℃も下がる大恐慌並みの下げ幅を記録していまして、
普段の服装にも困まってしまいます。

いままであまりにも暖かすぎたので、
ほとんど冬の準備などしてませんでしたが、
流石にそろそろ準備とかもしなきゃなと思いまして、
早速コタツや電気カーペットのスタンバイを完了しました。

『もうコタツを出したのか?』
と思われる方もおられるかとは思いますが、
何事も備えあれば憂いなし。
いつでもつけれるようにしておいても損はないですから。