・MIDIを始めたきっかけ
   ひとことで言うと『なんとなく』です(笑)
   まぁ小さい頃からエレクトーンをやってたのもありますし、
   純粋に音楽をパソコンで作ってみたいと思ったのが始まりかもしれませんね。

   時期的に言えば、パソコン買って半年ぐらいしてから。高校3年の時にMIDIを作ってみたいと思いました。
   で、行動に移ったのは半年後(笑)
   とりあえず最初の頃はMusic Studio Standardを使ってました。
   で、すぐ飽きる(爆)

   その後しばらく間があいて、再び懲りずにMIDIを作ってみたいと思うようになる。
   ゲームを制作するため、知り合いがMIDIを作っているため。
   まぁ色々な要因があったのかもしれません。

   で、Cakewalk9とSC-8820を購入してしまい、後には戻れなくなる(笑)
   現在は、気が向いたときに自分の好きな曲をマッタリと作ってたりしてたり。
   最近では携帯の着メロの作成・編集にも使用してたりも。

   ちなみにMIDIの学び方は
   1.我流
   2.詳しい友人・知り合いに教えてもらう
   3.ホームページ、本などを読んで勉強
   4.作っていくうちに色々と身に付く
   5.他人のMIDIを開いてみて、どのような構造しているのかを研究(爆)

   まぁ時間の制約上、また気分が乗らなかったりして(ぉぃ)あまりMIDIを作ってなかったりするんですが、
   音源などは高い買い物でしたけれども、後悔はしてません。
   個人的には音源買って、MIDIをやっててよかったと思ってますんで。



   

・どうやったらうまくMIDIを作れるのか
   私の方が聞きたいです。誰か教えてください(笑)
   まぁ一番大事なのはやる気とモチベーションだとおもってますが(^^;



・ところ変われば・・・
   MIDIデータは基本的に楽譜情報のみの集まりでしかありません。
   聞く環境、特に音源・スピーカーによって音が滅茶苦茶に変化します。
   それだけは忘れない様にしましょう。
   私はこれで結構苦労してたりします(^^;



・著作権云々
   MIDIはMP3等と違って波形情報は持っていません。
   作ってみたら分かりますが、元曲がMIDIでない限り、その複製を作るのは非常に難しいわけです。
   だから同じ曲を複製しようとしても、人によって、また使用している音源などのよって、
   100人いれば100通りのコピー曲ができてしまうわけですね。

   だからと言って、コピー曲に著作権が関わってこないかというとそうではなくて、
   日本の音楽著作権を管理しているJASRACに言わせれば、著作権の対象らしいです。
   まぁつまり、MIDIを使って、JASRAC登録曲を作って、尚かつ他の人に聴かそうとするときは
   著作料を払わなければならないと言うことです。

   このせいで、MIDIのコピー曲がネット上から大量に姿を消してしまい、私としては寂しい限りです。
   まぁ今でも平気でネットにJASRAC登録曲をあげている人もいます。
   完全なコピーであるMP3とは違い、あくまで楽譜データであるMIDIに対しては
   JASRACもあまり執拗にはチェックしたり注意したりはしていなく、、
   そこまで厳しく取り締まられてないというのが現状ですが。

   まぁお金云々の話ではなく、音の著作権というものに多少敏感になるほうが良いかもしれませんね。



・GM/XG/GS
   GM音源というのは、異なるメーカー間においても共通の環境を再現しようとして誕生した仕様のことで、
   楽器の音色配置やドラムの音色配置、音程、主なコントロールチェンジナンバー等が統一されています。
   このGMのおかげで、作者が「ギターの音」でデータを作ると、
   どの人の環境でも「ギターの音」が聞こえるようになったのです。

   XGやGSはGMをもとに設計されていますから、XG音源であろうとGS音源であろうと、
   GMデータを聴くことができますし、どちらの音源で聴いても、一応差異がないようになっています。
   (逆は当然不可ですが)

   『なんて便利な仕様なんだ』と思い、最初はGMメインで制作していたわけですが、
   環境の統一化は、あくまでもGMファイルと音源がやり取りをする
   音色マップ、音程、コントロール等についてのことであり、
   聴感上の音色の統一ではないんですよねぇ。
   だから同じ楽器名の音が鳴っていても、メーカーの音色の作り方によって
   発音の仕方(音量、強さ、響き具合等)が違うために、
   音源によってまったく違うように聞こえる場合があるんです。

   ようするにGMフォーマットをかけて作った曲を、GSの音源とXGの音源で聴き比べてみると、
   まず同じ音では流れないと言うことです。
   すごく辛いので何とかしてしてほしいなぁとは思ってるんですが(^^;

   そういう事なので、相手側の音源を問わないMIDIデータを作るには
   GMが適しているとも言えますが、
   そうかと言ってGMだから自分が意図した通りのデータを聞かせることができるとも限らなく
   色々と難しいわけなのです。

   まぁそうは言ってもGMは MIDIの基本ですけどもね。



・GM/XG/GSリセット
   続けて何曲もMIDIデータを聴く場合、前の曲のデータが残ることがあります。
   そうすると変な音で鳴ったりしますので、必ず曲の最初にはリセット入れる必要があるんですよねぇ。
   なくても問題ない場合もありますが、一応みなさんいれてれてくれると助かります(^^;
   システム・エクスクルーシブを使用して、リセット命令を入れればOKです。

   ちなみに代表的な3つのリセットです
     GMリセット…メーカー不問GM音源準拠のリセットコード
        F0 7E 7F 09 01 F7
     XGリセット…ヤマハXG音源用リセットコード
        F0 43 10 4C 00 00 7E 00 F7
     GSリセット…ローランドSC音源用リセットコード
        F0 41 10 42 12 40 00 7F 00 41 F7


   これ以外も色々とありますが、私はこの3つしか使ったことがないので(^^;

   ちなみにGM、XG、GSの3つのリセットを同時に入れる場合もあります。
   たとえばGSデータでも、最低限近いものが鳴るようにGMリセットをまず始めに入れる場合など。
   これは、音源自身に互換性のないリセットデータは無視するという特性(?)を逆手にとったやり方です。

   ですから、GM音源の場合、GMリセットの後にGSリセットが入っていても、
   互換性が無いのでGSリセットは無視してしまいますが、
   GS音源ならばGSリセットを拾うというものです。
   これを利用して、GM、XG、GSの3つのリセットデータを入れておけば、
   理論的には全部の音源に対応できるわけです。

   でもすべての音源に対応したからと言って、音が同じように鳴るわけではないと言うのはお分かりですよね。
   ようするに気休め程度の物だと思っております。
   音源によっては中途半端にリセットを拾ってしまう場合もあるので、一応気をつけておきましょう。



・GM2
   さいきんGM2(General MIDI Level2)というフォーマットが出ましたねぇ。
   でも詳細が全然分からないんですが、どれくらい普及しているのでしょう?


・ドラムはどこ?
   ドラムは10chに設定されています。
   どこにも書いてませんし、理由も不明ですがが10chなのです。
   10トラック目ではありません。間違えやすいので注意してください。
   私は最初の頃、トラックとチャンネルをよく間違えてました。

   ちなみにドラムも音色を変えられたりもしますが、
   通常の手法とは若干違うために分かりにくいです。
   分からない人はデフォルトのまま(アコースティックピアノ1)使用してください。