株式の売買方法オンライン取引
2.オプション取引オプション取引とは、デリバティブ(派生取引)のなかの1つです。
一般の取引の中から出てきた(派生した)のでそう呼ばれています。
オプション取引とは、ある商品を定められた価格で
将来のある期日以内に買う権利、売る権利を売買するものです。
株を買う権利を”コールオプション”、株を売る権利を”プットオプション”、
権利の代金を”プレミアム(オプション料)”と呼びます。
ここでは簡単に説明しますが、
例えばコールオプションの場合、”100万円の株でオプション料が5万円”のものを購入したとします。
数ヶ月後、株を買う期限がやってきて、その時株価が120万円だとします。
ここで100万円で購入する権利を持っていますので、
その価格で購入してから売ると、20万円(株価の儲け)−5万円(オプション料)=15万円。
つまり15万円儲かったというわけです。
5万円の投資をして、15万円儲かったわけですから、率にすれば3倍儲かったと言えます。
逆に数ヶ月後、株価が80万円になったとしましょう。
ここで100万円で購入する権利を持っていますが、
誰が80万円の価値しかない物に100万円を投資するでしょうか?
この場合はオプション料はあきらめてでも、100万円で買う権利を放棄するのが良いです。
この場合、通常株を買っていれば100万−80万=20万円の損失が出ていたのですが、
オプション取引をしていたために5万円の損失に抑えることができました。
オプション取引の特徴としては、投資家は損失は最大オプション料までで抑えられ、利益は無限大というものです。
これを見ていると、”売り手の方が絶対損なのではないか?”
と言った疑問も出ると思いますが、売り手にも”買い戻し”と言う手法があり、
必ずしも損をするわけではないのです。
ローリスク・ハイリターンが狙えるオプション取引、
株をやっていて、まだオプション取引をやったことがない人は、一度試してみてはいかがでしょうか?
3.先物取引(futures)こちらもデリバティブ(派生取引)の中の1つです。しかしオプション取引よりかは、少し一般向けではないみたいです。
実際の現物の売り渡しをせずに、一定期間に買い付けと売り戻しを行い、その際生じた差額を受け取るというものです。
簡単に言うと、”ある特定の商品を、将来の一定の期日に
今の時点で取り決めた値段で取り引きすることを約束する契約”のことです。
株式取引と違い、値上りでも、値下がりでもチャンスがあります。
委託本証拠金を払えば誰でもでき、総取引金額の10%程度なので手軽にできる分、
利益や損失の割合が、通常の場合より多きくなります。例えば値段が上がると予想するとき
1.安く買い付けて 2.値段が上がれば 3.高く売る そして3から1を引いた分だけが利益になるわけです。 逆に値段が下がると予想するとき、 1.高く売って(空売り) 2.値段が下がれば 3.安く買う そして1から3を引いた分が利益になると言うわけです。 もちろん予想と逆に動いたときは損失を被りますが。 最初に預託した委託証拠金が総取引金額に比べて小額であるために、 委託証拠金から見れば何倍もの利益を生むこともあれば、 逆に損失についても預託した委託証拠金以上の損失にもなってしまうことも起こりうるのです。 また、取引の損益に関係なく先物取引の委託に係わるサービスの対価として商品取引員に 取引数量(枚数)に応じた委託手数料、消費税を支払わなければなりません。利益も大きいが損失も大きい 、それが先物取引です。オプション取引とは若干似ているかもしれませんが、こちらの方がハイリスク・ハイリターンですね。 |