だ、誰か、く・・薬をくれ

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新型インフルエンザ:発症、低年齢化進む 5~9歳、中心に

相変わらず新型インフルエンザも流行しているようですが、
うちの周りでは、10月に比べると少し減少したような感じです。


さて、新型インフルエンザのうち、85%ぐらいは15歳未満の発症です。
15歳以上の大人の割合は15%なので、乳幼児の発症リスクが高いと言えます。
そういった状況で、最近ではタミフルDS(小児用ドライシロップ)の流通制限が
若干かかってきている模様です。

対処法としては、余っている成人用のタミフルカプセルを脱カプセルし、
中に入っている細粒を用量調節して乳幼児に飲ますと言った対策が講じられます。
検査キットなんかも相変わらずの流通制限ですし、
正直11月でこの状況だと、12月1月が思いやられます。

>小児科の負担が大きくなる問題もあり、軽い症状で土日夜間の受診は控えてほしい
の一方で
>(乳幼児では)重症化する傾向があり、家庭で目を離さないでほしい
とのことなので、そのあたりの判断は、親御さんの間や現場でも
相当難しいものだと考えております。


ワクチンに関しても数が限られており、全員が接種できることはできませんが、
前述の通り今回の新型インフルエンザに関しては、乳幼児流行が大多数を占めており、
個人的には15歳未満の乳幼児への全員接種と、妊婦・基礎疾患を持った人への接種を
最優先にしていただきたいと思っています。

乳幼児への流行がおさまれば、全体としての流行もかなり下がると考えられます。
幸い4月5月の新型インフルエンザパニックの教訓がある程度生きており、
学級閉鎖などの対策が早期に打たれていることに関しては、
流行を抑えることに一定の効果があったのではないかと感じます。


元来インフルエンザワクチンなんて言うものは、健常人には必要ないわけなのですが
今のご時世、そうも言ってられないのかもしれないなぁと思います。

大人がインフルエンザにかかっても、3日4日家でゆっくりと養生すれば
ほぼ問題なく回復するわけですが、世の中そうも言ってられないわけでして。
まぁ実際インフルエンザに感染したら、家に引きこもって、
これ以上周りに迷惑がかからないように心がけたいものです。

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