非実在青少年規制

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「文化が滅びる」――都条例「非実在青少年」にちばてつやさん、永井豪さんら危機感


TVなんかではあまりお見かけすることもないのですが、
ネット上ではかなり話題になっている、東京都青少年保護条例改正案、
通称『非実在青少年規制』。

簡単に説明すれば、
『マンガ・アニメ・ゲームその他、画像として描かれる青少年の姿、又は音声による描写から
 18歳未満として表現されていると認識されるもの児童ポルノ法を適用する』
と言った感じでよろしいでしょうか。


まぁこの手の法案というのは難しいところもあるわけですが、
実際のところ、ザルな法案だと思うんで、可決したら発展解釈されて
いろいろな創作活動の分野に影響をもたらすだろうなぁと思います。

もはや問題なのは、『二次元児童ポルノ』がどうこうなのではなく、
『論理ではなく、審査側の主観で青少年に悪影響』と判断されてしまう
曖昧さなところではないでしょうか。

改正案に反対する漫画家として、永井豪さん(キューティーハニー・マジンガーZ)
あだち充さん(タッチ・H2)、藤子不二雄Aさん(オバケのQ太郎・忍者ハットリくん)、
高橋留美子さん(うる星やつら・めぞん一刻)、ちばてつやさん(あしたのジョー・あした天気になあれ)
など、そうそうたるメンバーが入っておられます。

マンガ・アニメ・ゲーム等に関しては、私自身は消費者の立場なのであれですが、
創作者の立場からすれば、表現規制は慎重に考えないといけない部分なのだと思います。

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